日本の典型的組織「合意形成型ピラミッド組織」のメリットデメリット

Harmony is to be valued.

こんにちは、やす(@yesyasyasu)です。

グローバル組織力診断という日本人がグローバルな組織で活躍するための診断サービスを作っています。

この2か月組織行動学を学び直して、それを日本やアジアの文化形態に当てはめるとどうなるのかと考え、調べていました。

 

その結果作ったのがグローバル組織力診断に使った8項目で、日本の組織の特徴を各項目で表すとだいたい画像のような形になります。

合意形成型ピラミッド組織

グローバルで見た時、日本の組織で最も特徴的だと思うのは、組織階層がピラミッドであるにもかかわらず、意思決定が合意形成型という点。これは日本独特な組織体制です。「一般的に」欧米はフラットでトップダウンで、アジアはピラミッド型でトップダウンです。

 

合意形成型ピラミッド組織の特徴のネガティブな点から始めると、この組織は、

1.組織としての決断をするためには、決断に関与する全員の承認を得る必要がある。

2.その承認をまとめて行うことはできず、組織階層を1段ずつ上るという調整が必要。

上記2つの点から日本の組織は意思決定に時間がかかり、またみんなが承認できる平凡なアイデアに成り下がる可能性があり、かつ柔軟性がないということ。

 

一方でポジティブな点は一度決めたことは誰もがそれを疑わず、全員がゴールを目指し集中できる点。そして上の人間が下の人間を育てていき、下は上に献身する仕組み。

合意形成型ピラミッド組織は、一度決定されたことを全員が協力して進む力が非常に強い。

これが日本のいいところ。

 

この実現には、以下のようなスキルやマインドが必要。

多くを語らずとも理解し合える同志の存在。(ハイコンテクスト)

議論はもめることがないように「事前に」すべての可能性を検討し、すり合わせる力。

上下関係の信頼を壊さないために対立は避けつつ上司をコントロールする力。

全員が同意しているので、失敗も成功も組織全体に帰属する心。

信頼関係は、上司への献身や想いへの共感によって築かれ、評価はゴールに行き着くことではなく、そこまでのプロセスで決まること。

 

日本の組織って人間味にあふれた良い組織やん。

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