【無難発言タイプ】当たり障りのない発言で切り抜けようとしていませんか?

会議では上司の発言にとりあえず賛同し、当たり障りのない発言で切り抜けることで満足していませんか?

そのような人は効率的に仕事を進めることはできても、効果的な仕事ができない低付加価値な人間に陥っている可能性があります。

無難発言は無害ではなく有害

今回は、グローバル組織力診断で表示される結果の一つ、無難発言タイプを紹介します。

無難発言タイプ

議論では自由な発言を重要視する一方で、対立は避けることを重視

そもそも日本では多くの場合において対立は避けるべきという考えがあります。

これは、学校の授業で議論やディベートがあまりないことや、一億総中流という考え方によって自然とあるべき姿が一つに決まっているように考えてしまうことに起因しているかもしれません。

社会の多様性が増す中で、答えは一つではなく、答えは人それぞれに異なるようになっています。

その中で複数の人間が一つの組織として事業を展開したりや製品作っていくには対立は避けることができません。

グローバルな環境では、対立は必要不可欠であり、それは決してネガティブなものではありません。

対立は相手の人格を否定することではない

無難発言タイプ
  • 発言量 =
  • 対立 =
自由批判タイプ
  • 発言量 =
  • 対立 =

相手の人格を非難することは対立ではなく、侮辱です。

ここでの対立とは、誰かの発言や行動に対しそれを改善するアイデアを生み出すための新しい視点を投げかける批判です。

対立がもたらすメリットと例

政治に与党と野党が存在するように、「対立」は同じことを考え視野が狭くなってしまいがちな状況を打破するために必要な仕組みです。

最近ニュースを賑わす「入国管理法改正案」では、自民党は企業の人手不足に対応するため、外国の人材を活用と主張しています。かつ在留期間は最長5年で、家族の帯同は認めないため移民政策ではないというのが自民党の立場です。

それに対し野党側は滞在期間中に能力が認められれば在留資格を更新することで永住に繋がるという指摘をしています。

ここで、「ではなぜ移民が問題なのか」と質問する側は自問自答し、移民を受け入れることによってどういう社会問題が発生する可能性があるのかを調べ、自民党はそれに対しどういう対策を検討しているのか?

この様な質疑をすることでという視点が広がっていきます。
(なんとなく移民がネガティブなものとして捉えられているということに対し疑問を投げかける。)

この視点が広がることが対立によって生み出される効果です。

一方で単純に「移民は良くないのに勝手に進めようとしている」と主張することは視点が広がらない単純な文句です。

無難発言タイプの人は、「たしかに企業の人手不足に対応するために外国人材は必要ですね。そのためには外国人が働きやすい仕組みづくりが大切です。」のように、相手の意見に説明を加えるだけになってしまう傾向があります。

この発言に意味がないわけではないですが、その発言の価値は非常に低いです。

なぜなら一番大切な理由(Why)や行動(What)を無視してどうやって(How)という方法についてしか触れていないからです。

効率的よりも大切な効果的かの問い

優れた事業案や政策に対し、効率的な作業をすることで、事業や政策は大きな効果を生みだしますが。意味のない事業や政策に対し、効率的な作業をすることは、大きな無駄を生み出すことになります。

効率的な作業は大切ですが、対立をすることで優れた事業案や政策を作ることに比べれば些細なことです。

The first rule of any technology used in a business is that automation applied to an efficient operation will magnify the efficiency. The second is that automation applied to an inefficient operation will magnify the inefficiency.

Bill Gates

さいごに

無難発言タイプは、意見の主張が大切と知り発言することを心がけますが、批判的な発言による対立は避ける傾向にあるタイプです。

会話は得意ですが、批判的な発言は傷を与え避けるべきと考えます。

長所として組織の調和は保たれ、関係者が意見を発言することに価値を感じる雰囲気はあるようです。

一方で発言が遠回りになり意見が伝わらず生産性が低下している可能性があります。

グローバル組織力診断では自分がどのような組織を指向しているかを明らかにすることができます。
まだ試していない方は是非この機会にどうぞ。

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