なぜ日本型グローバルプロフェッショナルなのか?続き

日本型グローバルプロフェッショナル

目次:
  1. 今なぜ日本型グローバルプロフェッショナルなのか?
  2. 政治・経済・社会・技術から見る国内のグローバル化
  3. 日本らしいグローバル化とは何なのか?答えは外国から学ぶ。
  4. 実行力がなければ意味はない。

本記事は以下の記事の続きです。

日本型グローバルプロフェッショナルなぜ日本型グローバルプロフェッショナルなのか?

日本らしいグローバル化とは何なのか?答えは外から学ぶ。

優秀なグローバル人材を活用、育成するために、グローバル標準の「金銭的報酬」を与えるという意見があります。
しかし、優秀なグローバル人材を獲得するには金銭や社会的ステータス、安定性といったHygiene Factor(衛生要因)だけではなく、挑戦や成長、責任、貢献、認知といったMotivation Factor(動機づけ要因)を理解し、
各企業が今後のグローバル化を見据えて社内文化を変えていけるかということも重要になってきます。(*6)

 

しかし、今まで日本でしかビジネスをしてこなかった会社にとっては、
・グローバル人材は何を求めて仕事をするのか(WHY)、
・何をしたいのか(WHAT)
・どのように仕事をしたいのか(HOW)
が理解できない場合があります。

 

また、企業文化をやみくもに変えることは、その会社が持つ独自の文化を失ってしまう可能性もあるので、企業の根幹となるバリュー(WHY)は変えずに、その実現のためのどうやって(HOW)の部分をどのように変えていくのかを考えることも必要になります。
これは企業のみならず、一人ひとりの個人のマインドにとっても同じです。

 

これを日本人だけで、グローバルな働き方の最新事例を集めて策定しても、ほとんど効果は得られません。
なぜなら、日本で働くという決断をした外国人はすでに、日本の文化に魅力を感じてくれているはずだからです。
つまり、ある程度日本を理解した人材であれば、日本企業が当たり前に行っていることを一見理解できなくても、文化的背景や考え方さえ説明すれば理解してもらえることが多いです。

 

例えば、日本のきめ細かさや美への追求心に賛同する外国人がいるのであれば、それを武器にして、高品質のサービスや詳細な資料作成等も喜んで協力してくるはずです。
それを理解せずに、例えばアメリカのグローバル企業を参考に、個人主義の導入やスピードの推進をキーワードに改革を進めては、あまり効果的ではなく、むしろ日本人側から非難を受けることになるかもしれません。

 

こういった自社の文化の内、どの部分は受け入れられどの部分は受け入れられないのかを外国人本人から聞き取ること、そして受け入れられない部分に関しては、なぜ受け入れられないのかを聞き理解する必要があります。
また、それが企業側にどうしても必要なものであるならば、なぜそのような受け入れられないものが業務として存在するのかの背景を企業側が伝え、お互いが歩みよれる点を探る必要があります。

 

グローバルな場で通常嫌がられる業務の細かさ等も、背景さえ理解していれば、受け入れてもらえることは多々あります。
そこで重要なのは、単純にもっと細かく計画書を作ってほしいと伝えるのではなく、その背景にある、なぜそうするのかを深く理解してもらう場とコミュニケーション能力が必要となってきます。

実行力がなければ意味はない。

どれだけ日本語を話せる外国人でも、英語を話せる日本人でも、効果的にコミュニケーションをとり、仕事で成果をあげるためには「実行力」が必要です。
この実行力をSoDoneは日本型グローバルプロフェッショナルが持つべき「4つのスキル」と定義しています。

 

日本企業を通じ、グローバルで成果をあげるためには以下に示す4つのスキルが必要となります。
  1. コミュニケーション力
  2. ドキュメンテーション力
  3. 思考力
  4. マネジメント力
異文化を背景にもつ相手のことが理解できなくては、どれだけ言語がうまくても効果的なコミュニケーションはできないのと同様、
異文化を背景にもつ相手を理解する力があっても、それをうまく伝えられなければ意味がありません。
そのため、上述の4つのスキルを基礎として身に着けて初めて、日本でも、グローバルでも一定の成果上げられる人材となれます。

 

SoDoneはこれらのスキルの計測や成長のためのツール、人材メンタリングを提供することで、日本型グローバルプロフェッショナルの拡大に貢献します。

 

訪日外国人が急激なスピードで増加することで分かる通り、日本には外国から見て魅力的な資源がたくさん存在します。

 

それは観光資源だけにとどまらず、「人」そして人の中に存在する「心」や「作法」も同様です。
これらを外国人にも伝え、ともに改善していくことで、よりよい日本社会の実現につながると信じています。

サマリー

日本経済で人材不足が高まるなかで、グローバル化は避けて通られない道となりました。
そのグローバル化は、今の時代、世界に出ていくグローバル化ではなく、自社、自身の内部をグローバル化するものであり、外国人に日本を理解してもらい、一緒に変わることを意味します。

 

今自分自身がどれだけ日本とグローバルの間に立って仕事ができるのかを分析し、足りないものを伸ばし、日本型グローバルプロフェッショナルの輪を広げていくことで、より良い日本のグローバル社会の実現に貢献していく人材を目指しましょう。

 

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